目次
犬の健康を作るものは、毎日の食事
ドッグフードの添加物は、
- 天然由来の添加物
- 化学合成物由来の添加物
大きく分けて2種類あります。それぞれの添加物の特徴や、違いについて見ていきましょう。
犬のドッグフードの添加物①天然由来の食品添加物
天然由来の添加物の最大のメリットは、安全性の高さです。天然由来の成分ため、ワンちゃんの体に害を及ぼすことが少なく、安心して与えることができます。天然由来の添加物には、人間の食事でもとりいれられている、ローズマリーやハーブなどがあります。
一方で、天然由来の添加物のデメリットは、効果の低さです。効果が低い分、ドッグフードを保存できる期間も短いのでコスパが良いと言えません。コストを抑えたい飼い主さんにとっては、悩みどころでもあります。
しかし天然由来の添加物を使用しているドッグフードは、ワンちゃんの体にかかる負担が少ないので、できるだけ天然由来の添加物が使われているドッグフードを選ぶことが、愛犬の健康にも繋がります。
ドッグフードの添加物②化学合成物由来の食品添加物
化学合成物由来の添加物とは、その名の通り、化学合成によって作られた添加物のことを指します。注目したいのが、化学合成物由来の添加物が、ワンちゃんの健康を害する可能性があるということです。化学合成物由来の添加物の種類によっては、発がん性の疑いがあるものもあります。
しかし、健康を害するリスクがある化学合成物由来の添加物でも、扱う業者は少なくありません。化学合成物由来の添加物は、低コストでドッグフードを管理しやすいため、扱う業者が後を絶たないのです。
飼い主のお財布にやさしい安いドッグフードが、必ずしもワンちゃんの健康を考えて作られているとは限りません。安いドッグフードでも、本当に安全かどうか、見極めてから購入した方が良いでしょう。
愛犬の健康を害する添加物一覧
愛犬の健康を害する可能性のある食品添加物は、一体どのようなものがあるのでしょうか。ドッグフードを選ぶ上で、できるだけ避けたい食品添加物を見ていきましょう。
①酸化防止剤系の食品添加物
ドッグフードの酸化を防止して、賞味期限をより長くするための添加物です。
没食子酸プロピル | 日本ではバターなどにも使用されている添加物です。マウス実験では1.35g/kg程度で半数が死亡という結果が出ています。 |
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エトキシキン | 日本では使用の許可が出ていませんが、海外では抗酸化剤として使用されています。海外のドッグフードを購入するときは、事前に確認しておきましょう。 |
BHA | ブチルヒドロキシアニソールという有機化合物の略称です。体内に取り込むと、アレルギー反応やじんましんなどの原因になる場合があります。 |
BHT | ジブチルヒドロキシトルエンという化合物の略称で、抗酸化剤として使われています。遺伝子異常を生じさせる可能性があるとされ、アメリカでは乳幼児用食品への使用は禁じられています。 |
②着色料系の食品添加物
ドッグフードの色を鮮やかにし、美味しそうに見栄えをよくするための添加物です。しかし、もともと犬は色の識別ができないので、見た目で食いつきがアップする可能性は低いです。そのため、着色料系の食品添加物を使用しているドッグフードは、人間から見てドッグフードの見栄えをよくするためだけに使用されています。
着色料系の添加物の種類によっては人間用の食品でも、使用禁止にしている国もあるので、できるだけ使われていないドッグフードを選んだ方が良いでしょう。特にワンちゃんにとっては、着色料系の食品添加物はほとんど意味のないものです。できるだけ使われていないドッグフードを選んでも、ワンちゃんには大きな影響がないでしょう。
赤色3号 | エリスロシンという合成着色料の一種です。日本ではかまぼこなどに使用されていますが、アメリカでは使用が禁止されています。 |
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赤色40号 | アルラレッドACという合成着色料で、タール色素に分類されます。鮮やかな赤色で、菓子や清涼飲料水菓子に使用されています。 |
赤色102号 | ニューコクシンという合成着色料で、タール色素に分類されます。日本ではソーセージなどに使用されているものの、アメリカやベルギーなどでは使用禁止となっています。さらに、イギリスでは「注意欠陥多動性障害」の原因になりうると考えられています。 |
赤色105号 | ローズベンガルと合成着色料で、タール色素に分類されます。着色料以外にも、光増感剤として用いられることもある添加物です。 |
青色2号 | インジゴカルミンという合成着色料で、チョコレートや和菓子などに使われています。 |
③甘味料系の添加物
ドッグフードの味に変化を加えて、ワンちゃんの食いつきをよくするための添加物です。
ソルビートル | ガムや飴によく使用されており、砂糖よりもカロリーが低いというメリットがあります。しかし、イタリアではソルビートルを過剰摂取したことで死亡したという事故も。 |
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キシリトール | キシリトールは、カロリーが低く、虫歯予防にもなるため、人間にとっては良い添加物といえるでしょう。ところが、ワンちゃんにとっては腎不全や歩行困難の原因になりうる恐ろしい添加物なのです。 |
グリシリジン・アンモニエート | ドッグフードには使用されていますが、人間用の食品には使用が禁止されています。 |
ビートパルプ | サトウダイコンが原料の添加物で、人間にも使用されています。ところが、犬用となると、硫酸系薬物で抽出してからドッグフードに混ぜられます。薬物で抽出した成分の安全性は疑ってしまいます。 |
④保湿性のある添加物
日本では人間用の食品や、麺類・コンビニのおにぎりなどに使用されている添加物です。しかし、海外では、完全に使用を禁止している国もあります。ちなみにドッグフードでは、水分を含む半生タイプに使用されていることが多いので注意しましょう。
ソルビン酸カリウム | ソルビン酸カリウムと亜硝酸ナトリウムが一緒に配合されていると、化学反応を起こし、発がん性物質を発生させる可能性があります。 |
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増粘多糖類 | 食品に粘り気を与えてゼリー状にする添加物です。 |
発がん性物質が含まれる添加物も!?
発がん性物質が含まれる添加物は、
- ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
- ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)
- エトキシキン
- 赤色2号
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビン酸
- ソルビン酸カリウム
こんなにたくさんの種類があります。
犬の死因ランキング1位はがんで、約47%という高い確率を占めていることを知っていますか?がんの発症原因の1つには、食品の添加物も挙げられます。
発がん性物質が含まれる食品添加物は、絶対に愛犬に与えないように気をつけましょう。
まとめ
ドッグフードの添加物は、種類も豊富で、実にたくさんのものが使われています。特に半生タイプのドッグフードは、食品添加物が多く、発がん性物質などが入った添加物が使用されているものもあるので要注意です。
ランキング | 商品名 | 1日あたりの価格 | 特徴 | グレインフリー・グルテンフリー | 添加物 | ライフステージ | 原産国 | 特典 |
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PICKUP | 約393円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 日本 | 定期購買ではない単品買い切りで購入リスクなし | |
第1位 | 約138円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 日本 | 定期便なら初回は550円 | |
第2位 | 約234円 |
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グレインフリー | なし | パピー、成犬、シニア | 日本 | 定期コースは初回送料無料、15%オフ | |
第3位 | 約156円 |
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グルテンフリー | なし | 7歳からのシニア用 | 日本 | 定期便なら初回は550円 | |
第4位 | 約187円 |
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グルテンフリー | なし | オールステージ | 環境規制の厳しいニュージーランド | お試しあり、定期便あり | |
第5位 | 約160円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 品質管理の厳しいイギリス |
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第6位 | 約180円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 品質管理の厳しいイギリス |
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第7位 | 約240円 |
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グルテンフリー | なし | オールステージ | 日本 | 初回50%オフ、6回以上の継続でずっと20%オフ | |
第8位 | 約140円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 品質管理の厳しいイギリス |
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第9位 | 約182円 |
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グレインフリー | なし | オールステージ | 品質管理の厳しいイギリス |
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第10位 | 約141円 |
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グレインフリー | なし | 1歳以上~ | イギリス |
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